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中華紙漿のパルプ値上げ、2段階で検討


ニュース その他製造 作成日:2008年5月28日_記事番号:T00007733

中華紙漿のパルプ値上げ、2段階で検討


 国際パルプ相場の上昇を受け、中華紙漿の林谷豊副総経理は27日、6月の域内パルプ価格を値上げすると表明した。値上げ幅は1トン当たり30米ドルとみられるが、アジア最大のパルプ生産国であるインドネシアが依然6月のオファー価格を発表しておらず、域内価格は同国価格を反映したものとなるとしている。28日付付経済日報が報じた。

 林副総経理によると、オファー価格の値上げは、1カ月に15米ドルずつ、または最初の月に20米ドル、翌月に10米ドルというように2カ月に分けて2段階で実施する可能性もあるとしている。

 年産25万トンの生産能力を持つ中華紙漿は、今年初めから現在までに既に30米ドル値上げしているが、国際相場は上昇を続けており、第2四半期は今後さらに5%上昇すると予想されている。