ニュース 政治 作成日:2018年5月30日_記事番号:T00077330
台湾と外交関係を持つカリブ海の国、ハイチのモイーズ大統領が28日、台湾を公式訪問した。蔡英文総統とモイーズ大統領は、ハイチでの大規模なプロジェクト支援を行うことなどを盛り込んだ共同声明に署名した。30日付中国時報が報じた。
モイーズ大統領(左)と蔡総統(右)は共同声明に署名後、握手を交わした(29日=中央社)
モイーズ大統領は「今後の協力計画を話し合うために訪問した」と述べ、民間投資強化、農業近代化、インフラ建設促進、道路建設、エネルギー開発など7項目の施政方針を説明した。
双方はハイレベルの作業グループを設け、60日以内に新たな協力条件の策定を進めることで一致した。ハイチ国内の報道によれば、台湾はハイチに対し、1億5,000万米ドルの借款を供与し、電力網の整備を進めるとされる。また、別の外電報道によれば、モイーズ大統領は道路建設費用5,000万米ドルの支援を求めるもようだ。
台湾は今月、ドミニカ共和国、ブルキナファソと相次いで断交したばかりで、両国が中国と国交を樹立したことにより、台湾の公式の外交空間はますます狭まっている。
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