ニュース 食品 作成日:2018年5月31日_記事番号:T00077345
食品大手、南僑投資控股の陳飛龍董事長は30日、中国法人の南僑食品集団(上海)による現地での株式(A株)上場計画について、関連書類の最終的な整理段階にあり、6月末~7月初めに申請を行い、早ければ年末に上場するとの見通しを示した。順調にいけば、台湾の食品企業としては中国における初のA株上場となる。31日付工商時報が報じた。
せっけんメーカーとして創業した南僑は現在、製パン用油脂や冷凍パン生地の製造、飲食店の運営などに事業を拡大し、昨年の売上高は前年比5.4%増の172億台湾元(約620億円)と過去最高を更新。うち60%を中国市場が占めた。
南僑は昨年7月、上海市金山区で中国で3カ所目にして最大規模となる製パン用油脂工場を稼働させ、生産能力を40%増強。同年8月には広州市で第2バター工場が生産を開始した。またタイでも今年、新工場の建設を計画している。陳董事長は、工場拡張がけん引し、2020年に設定していた売上高200億元突破の目標は、19年に前倒しで達成できるとの見通しを示した。
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