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作成日：2008年5月28日_記事番号：T00007735
益通、エム・セテックに２億ドル支援
益通光能（イートン・ソーラー）は27日、太陽電池用シリコンウエハーで日本最大手のエム・セテック（本社・東京都台東区、松宮律夫社長）に対し、６月末までに２億米ドルの資金を援助することを明らかにした。資金は2010年１月１日から量産を開始する予定のポリシリコン第２工場設立費用に充てられ、益通が傘下企業と共に設立したグロリア・インターナショナル・ホールディング（ＧＩＨ）が支出する。28日付電子時報が報じた。
新工場の年産能力は3,000～4,000トンで、約半分を益通に供給する予定だ。エム・セテックは今年、益通に110メガワットピーク（MWp）の原料を供給し、新工場完成後の供給量は350MWpと予測されている。エム・セテックのポリシリコン生産能力は現在約4,680トンで、2012年までに約18,500トンに拡充する計画だ。
益通によるエム・セテックへの資金援助総額は、第１工場と合わせて計３億4,000万米ドルに上る。
