華南商業銀行はこのほど、スマートフォンを通じて顔認証を行うことで、キャッシュカードなしでの現金自動預払機（ＡＴＭ）からの現金引き出し、振り込み、モバイル支払いを可能とするサービスを開始した。同様のサービスは台湾初。利用には同行のセキュリティーサービス「随行保鑣」に登録し、スマホに専用アプリをインストールする必要がある。31日付工商時報などが報じた。
同行のキャッシュカードを通じたモバイル決済サービス「T wallet（台湾ペイ）」の利用では、顔認証を行った上でＱＲコードを提示すれば、パスワードを入力することなく支払いが可能となる。
華南銀は昨年９月、政府系銀行としては初めてモバイルバンキングサービスへのログインに指紋認証を導入した。
