ニュース 政治 作成日:2018年5月31日_記事番号:T00077354
与党民進党は30日、11月の台北市長選の候補に同党の姚文智立法委員(52)を公認した。これにより同選挙は、現職で無所属の柯文哲市長(58)、国民党の丁守中前立法委員(63)の主要3候補による三つどもえの戦いになる。31日付自由時報などが報じた。
姚氏の公認決定により、台北市の民進党支持層の票は姚氏に投じられることになった。再選を目指す柯市長にとって大きな打撃だ(30日=中央社)
姚立法委員は「私への支持は最初は低いが後に高まり、皆を驚かせる。勝利に強い自信がある」とコメント。市長就任後の最初の仕事は、台北文化体育園区(台北ドーム)の事業を遠雄建設事業(ファーグローリー・ランド・デベロップメント)と解約し、市が接収した上で建設継続か解体かを決めることだと抱負を述べた。
民進党は呂秀蓮元副総統も台北市長選への立候補意欲を示していた。呂元副総統は姚氏擁立の決定を受けて離党を表明し、さらにフェイスブック(FB)のファンページに市長選の政見を発表した。市長選に無所属で出馬するものと観測されている。
姚立法委員の公認決定で、民進党は統一地方選での6直轄市の候補者が出そろった。桃園市、台中市、台南市、高雄市の民進党市政を守った上で、新北市、台北市で勝利することが目標で、新北市で勝利できれば選挙は大勝利との認識だ。
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