ニュース 電子 作成日:2018年6月1日_記事番号:T00077360
保護素子のバリスタ最大手、興勤電子工業(シンキング・エレクトロニック・インダストリアル、TKS)は、高雄市の加工出口区(輸出加工区)楠梓園区に新工場を設置する計画だ。生産能力は既存の楠梓工場第1、2期の合計の2~3倍以上を予定しており、同社として過去最大の投資となる。早ければ2020年の稼働を予定する。投資額は数億台湾元(1元=約3.66円)を見込む。1日付工商時報が報じた。
興勤電子の何益盛総経理は、バリスタ、表面実装抵抗器、センサーの供給が逼迫(ひっぱく)しており、生産能力の拡大を続けているが需要に追い付かないと説明した。興勤電子はバリスタ世界市場シェア42%で首位。
興勤電子は今年、楠梓工場の生産能力を20%増強するため1億元を投じる計画で、第3四半期に稼働する予定だ。また、中国工場の生産能力拡大も進めており、江西省景徳鎮市の工場では今年、生産能力の増強に2,000万人民元(約3億4,000万円)を投資する予定だ。
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