ニュース 建設 作成日:2018年6月1日_記事番号:T00077367
バイク大手、三陽工業(SYM)は31日、台北市内湖区安康路に保有する土地2件(計1,900坪)を建設会社と共同で開発することを董事会で決定した。SYMは今年初めに内湖区潭美街の土地1,400坪の開発計画を発表していた。1日付経済日報が報じた。
SYMは2014年、美孚建設と共同で、5棟のオフィスビルから成る「台北企業総部園区(台北CBD)」を内湖区に建設した。SYMが保有するビル2棟には傘下の南陽実業の本社や、星宇航空(スターラックス・エアライン)が入居している。また、美孚建設が保有していたビル3棟は、今年5月に台塑集団(台湾プラスチックグループ)が臨時本部用として買収した。
台北CBD、安康路、潭美街の用地は中山高速公路(国道1号)の内湖インターチェンジ近くにあり、周辺はオフィスビルが少ない。SYMの田人豪広報担当は、台プラや星宇航空が台北CBDに入居したことで周辺地域の発展が期待でき、安康路の土地を開発する時期が来たと説明した。
廈門金龍の株式25%売却
SYMは同日、中国の廈門金龍聯合汽車工業の持ち株25%を親会社の金龍汽車グループに売却することを董事会で決定した。売却額は7億7,500万人民元(約130億円)で、SYMは売却益12億4,000万台湾元(約45億3,000万円)を計上する。
SYMは04年に廈門金龍聯合汽車工業に出資。しかし、25%の出資比率では経営主導権がないため、現金化して、より有益な運用を行った方が得策と判断した。
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