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電力料金、下半期21%の値上げ


ニュース 公益 作成日:2008年5月28日_記事番号:T00007738

電力料金、下半期21%の値上げ


 劉兆玄行政院長は27日、電力料金の値上げを7月1日と10月1日の2回に分けて実施すると発表した。値上げ幅は7月が1キロワット時(kWh)当たり0.24台湾元(約0.8円)で、10月の再値上げを経て0.48元となる。2回の値上げを通じた値上げ幅は約21%だ。28日付工商時報が報じた。
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 これにより、10月以降の電力価格は1kWh当たり2.6元(約8.9元)となるが、依然シンガポールや香港、日本などより低い水準だ。
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 尹啓銘経済部長によると、7月と10月の値上げ幅は、本来引き上げる価格の4分の1で、残りの2分の1の扱いについては来年に討議を行って決定する方針。

 社会的弱者への配慮のため、月間の電力使用量が110kWh以下の家庭に対しては電力料金の値上げは行わず、110~330kWhであれば値上げ幅を半減する。使用量330kWh以下の小型商店も値上げ幅を半減する。単月の電力使用量が330kWh以上の表示用灯(住宅や小型商店での使用を含む)、および産業のピーク時における電力使用は料金を高めに設定する。