ニュース 電子 作成日:2018年6月4日_記事番号:T00077385
英国の半導体大手、ARMがこのほど発表したモバイル向け中央処理装置(CPU)「Cortex-A76」は、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスを採用して生産されることが明らかとなった。前世代の「Cortex-A75」よりも性能が1.35倍アップする。4日付経済日報が報じた。
TSMCの7ナノプロセスは今年、下半期の発売が見込まれるアップルのスマートフォン「iPhone」新機種向けプロセッサー「A12」の他、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、クアルコム、エヌビディアも採用すると観測されている。さらにARMからの受注が加わることで、TSMCの下半期業績を後押しするとみられる。
TSMCの7ナノ製品は今月より出荷が本格化する見通しで、同社の第3四半期業績について花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ・タイワン・セキュリティーズ)は、売上高は2,632億台湾元(約9,670億円)で前期比13%増、粗利益率も50.8%へと前期の49.1%から上昇すると予測している。
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