ニュース 電子 作成日:2018年6月4日_記事番号:T00077387
科技部は1日、国家実験研究院(国研院)国家高速網路計算センター(国網中心、NCHC)が進める、台湾初の人工知能(AI)クラウドプラットフォーム構築に、広達電脳(クアンタ・コンピューター)、華碩電脳(ASUS)、台湾大哥大(台湾モバイル)の3社が参画すると発表した。年内に第1号のプラットフォーム完成を目指す。2日付経済日報が報じた。
林百里(バリー・ラム)クアンタ董事長(左2)、施崇棠(ジョニー・シー)ASUS董事長(右3)、蔡明忠(ダニエル・ツァイ)台湾モバイル董事長(右2)ら台湾ハイテク業界の重鎮が顔をそろえた。左3は陳良基科技部長(科技部リリースより)
科技部は同部が進めるAI戦略について、AIに関する研究開発(R&D)とクラウドサービス環境を整備するプラットフォームの構築は最も重要な一環を占め、イノベーションを促すための重要な基盤となると説明した。
また陳良基科技部長はクアンタ、ASUSの他、今後、プラットフォームに採用する7ペタフロップス(PFLOPS)、ストレージ容量50ペタバイト(PB)のメーンマシンには台湾出身の黄仁勲(ジェンスン・フアン)氏が創業したエヌビディアのGPU(グラフィックスプロセッサー)2,000個を使用、さらに同GPUは台湾積体電路製造(TSMC)が生産するなど、全て台湾企業が手掛けると強調。台湾AI産業の形成に向けた第一歩としたいと抱負を語った。
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