ニュース 電子 作成日:2018年6月4日_記事番号:T00077388
鴻海精密工業が、中国でのスマート工場の設計サービスで、中国家電大手、TCL集団傘下の華顕光電技術控股(チャイナ・ディスプレイ・オプトエレクトロニクス・テクノロジー・ホールディングス)と提携したもようだ。4日付経済日報が報じた。
鴻海はスマート工場の輸出で過去3年、韓国のSKグループ、米ロックウェル、独シーメンス、仏シュナイダーエレクトリックと相次いで提携。このうちロックウェルは、鴻海の米ウィスコンシン州での8K液晶パネル工場の設置計画に協力する。
また、外電の報道によると、エジプトの政府関係者が最近、鴻海の訪問団と面会し、現地への工場設置について協議したという。鴻海側からの確認は取れていない。
鴻海は、傘下の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)の上海A株上場(6月8日)が注目を集めているが、このほど、新規株式公開(IPO)の当せん者による購入辞退の総額がA株史上最高になった。これに対し郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は1日、中国・深圳の龍華工場で開いた従業員集会で、「FII株は30年持てば価値が30倍になる」と同社の将来性を高く評価していることを表明。龍華工場の優秀な従業員を表彰する場で、在職30年の女性従業員に100万人民元(約1,700万円)分のFII株を贈呈して激励した。
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