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東和鋼鉄、ビレット自給を10年に達成


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年5月28日_記事番号:T00007739

東和鋼鉄、ビレット自給を10年に達成


 東和鋼鉄は27日、観音新工場(桃園県観音郷)で使用する製錬設備を21億台湾元(約71億6,000万円)で購入すると発表した。2009年上半期に設備を搬入し、早ければ10年第1四半期に生産を開始し、その時点で必要なビレットを自社で完全に供給できる体制が整う。28日付工商時報が報じた。

 観音新工場は投資額76億元で、観音工業区内に製錬工場1棟と圧延工場2棟を建設する。完成後の年産能力はスラブ100万トン、棒鋼80万トンで、年間売上高は150億元の見通し。
 
 同社によると、現在ビレット生産量は年間170万トンに上っており、新工場の稼働および桃園県八徳市の旧工場の閉鎖を経て、年間の製錬量は220万トン以上となる見通しだ。同社の通年のビレット需要は約200万トンのため、十分まかなえることになる。