ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年6月4日_記事番号:T00077393
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)の5月の鉄鋼製品出荷量は84万4,300トン、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)を合わせると120万5,600トンに上り、目標を1.38%上回った。2日付工商時報などが報じた。
CSCは出荷量が目標を上回った理由として、今後の市場見通しへの好感、および6月の台湾域内オファー価格が上昇するとの予測の下、川下メーカーが積極的な調達を行ったことを挙げた。
CSCはまた、世界全体での4月粗鋼生産量が1億5,000万トンと前年同月比4.1%増加し、5月も高水準が見込まれることから、生産増に歯止めが効かなくなった場合、鉄鋼価格が値崩れする恐れがあると指摘した。また、特に中国の鉄鋼メーカーは冬季の環境規制による減産が3月に終了し、4月から生産量・輸出量を大幅に増やしていると指摘した。中国の4月生産量は7,670万トンで前年同月比4.8%増加し、過去最高を記録した。輸出量は前月比15%増加した。
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