ニュース 石油・化学 作成日:2018年6月4日_記事番号:T00077394
台湾中油(CPC)は、インドネシアの国営石油会社プルタミナと合弁で年産100万トンクラスのナフサ分解プラントを建設することを視野に入れており、インドネシア側から提示があった候補地4カ所を近く視察する。2日付経済日報が伝えた。
CPCが計画の実現性が高いと判断した場合には、専門の作業グループを設置し、インドネシア側と工場建設、租税優遇などの交渉に入る。インドへの投資計画と同様、台湾の川下メーカーを現地に誘致し、石油化学産業の集積地を形成する構えだ。
業界関係者は年産100万トンクラスのナフサ分解プラントには約500億台湾元(約1,840億円)の投資が必要で、川下のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、スチレンモノマー(SM)、エチレングリコール(EG)などのプラントも合わせると、全体の投資規模は1,000億元を超えると予想される。
CPCは今年4月、2015年10月に閉鎖した同社第5ナフサ分解プラント(通称五軽、高雄市楠梓区)の設備をインドネシアに輸出し、現地にエチレンプラントを建設する投資計画を断念すると発表していた。
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