ニュース 金融 作成日:2018年6月4日_記事番号:T00077400
金融監督管理委員会(金管会)主導の下、香港の「数碼港(サイバーポート)」や英国の「レベル39」を参考に、台北市内で金融系イノベーション施設「台湾金融科技創新園区(フィンテックスペース)」の開設計画を推進する台湾金融服務業聯合総会(TFSR)は、園区への入居申請受付を6月中旬に開始し、7月中~下旬に審査を終え、入居が可能になるとの見通しを示した。4日付工商時報が報じた。
フィンテックスペースは当面、財政部や中央銀行に隣接する台北市中正区の「仰徳大楼」13階に開設する計画で、内部には4、8人、12人用の独立したオフィス、収容規模約100人の展示スペース、商談エリア、工房などを設ける。最長18カ月の入居が可能で、デスク1台当たりのスペース賃料は月4,000~5,000台湾元(約1万4,700~1万8,400円)だが、初期の数カ月~半年は無料とする方針だ。
同スペースへの入居者選定条件についてTFSRは、台湾で合法的に登記する設立5年未満の企業で、金融関連の技術または商品の研究開発(R&D)に携わっていることなどを挙げた。入居希望者が多い中、当初は30組ほどを選定する予定だ。
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