ニュース 電子 作成日:2018年6月5日_記事番号:T00077428
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の産業向けIoT(モノのインターネット)事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)が実施した新規株式公開(IPO)に戦略投資家として参加した中国の国有企業、招商局集団がFIIとの提携を強化する動きを見せている。
5日付経済日報によると、招商局集団の李建紅董事長ら幹部が今月1日、深圳市にある富士康本部を訪問し、郭台銘(テリー・ゴウ)総裁が自ら出迎えた。李董事長は「双方の提携を製造業から第3次産業(サービス業)に拡大することが可能だ」と述べ、FIIとの提携拡大に意欲を示した。
招商局集団の説明によれば、双方はスマート産業団地、海外港湾、スマート船舶、スマート物流、産業金融の発展トレンドや協力可能性について、突っ込んだ話し合いを行ったという。
招商局集団は中国中央政府系のコングロマリット(複合企業)で、交通、金融、不動産の3事業を中核としている。今回のIPOでは深圳市招商局科技投資がFIIの新株2,643万株を引き受け、戦略投資家では7位の株主となった。
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