ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年6月5日_記事番号:T00077429
5月のバイク新車登録台数は7万810台で、前月比20.2%増、前年同月比1.3%減だった。うち電動バイクは5,669台で、市場シェアが8%を超えた。行政の購入補助金が最高3万4,000台湾元(約12万6,000円)に上るため低価格で購入でき、若者がターゲットとなっている。5日付工商時報が報じた。
首位の光陽工業(KYMCO、キムコ)は新車登録台数2万4,664台(市場シェア34.8%)で、前年同月比2.4%増と、上位3社で唯一成長した。高いコストパフォーマンスを売りにしたエントリーモデル2車種「CUE100」(排気量100cc)と「GP125」(排気量125cc)の販促で、買い替えが進んだ。
2位は台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)で1万8,351台(市場シェア25.9%)、前年同月比21.9%減だった。3位の三陽工業(SYM)は1万5,382台(市場シェア21.7%)で前年同月比2.6%減だった。
4位は電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)で5,080台(市場シェア7.2%)と、前年同月の6.78倍に増加した。
1~5月のバイク新車登録台数は32万7,309台で、前年同期比2.2%減だった。
業界関係者は、6月は大学の新入生や新社会人がバイクを購入する需要期で、8万台以上売れると予測した。ただ、各社が昨年より低価格バイクの販促を強化し、よく売れたことから、前年同期比の成長率には限界があると指摘した。
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