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友訊科技、「WiMAX商機は下半期が鍵」


ニュース 電子 作成日:2008年5月28日_記事番号:T00007743

友訊科技、「WiMAX商機は下半期が鍵」

   
 6月2日から開催される「2008WiMAXエキスポ台北」に域内通信メーカーが積極的に出展する中、通信設備最大手、友訊科技(D-リンク)の廖志誠総経理は、「WiMAXが成功するか否かは下半期が鍵となる。友訊は技術的なリードを保ちつつ、市場の需要を見守る」と、当面は同市場に対し模様眺め姿勢で臨む考えを示した。28日付経済日報が報じた。

 友訊も昨年第4四半期、IMSおよびWeb2.0コンセプトと結びついたWiMAX2.0シリーズの製品を発売している。また、同社が出資し受託メーカーも兼ねる明泰科技(アルファ・ネットワークス)は、WiMAXエキスポで主催者が設置する「M-Taiwanテーマ館」の中で、台湾初の超小型基地局(ピコ基地局)を展示する。

 しかし友訊は先ごろ、WiMAX事業が大きな発展を見せるのは09年以降で、08年は「取り上げるに値しない」と否定的な見方を示していた。

 昨年来台湾では、政府、民間を問わず積極的にWiMAX技術が推進され、WiMAX関連の展示会も開催されており、世界で最も同事業に積極的とも言われる。今回の展示会にも、40~50社の国際WiMAX電信業者、モトローラやノキアなどの大手メーカー、通信機器大手の正文科技(ジェムテック・テクノロジー)、東訊(テコム)など域内通信機器大手が参加する。