ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年6月5日_記事番号:T00077430
鉄筋大手、豊興鋼鉄は4日、今週の台湾域内向け価格を発表し、鉄スクラップ買い取り価格を1トン当たり9,400台湾元(約3万4,700円)へと200元、2.08%引き下げた。同価格については先週も2.04%の引き下げを実施していた。一方、鉄筋の販売価格は1トン当たり1万8,000元、形鋼も2万1,000元に据え置いた。5日付工商時報などが報じた。
鉄スクラップ買い取り価格の引き下げについて豊興鋼鉄は、米国のコンテナ鉄スクラップ輸出相場下落を受けたものと説明した。
また鉄筋価格については、6月からの夏季電力料金適用を受け、電炉メーカーや圧延メーカーの生産量が減少することで下支えされるとの見通しを示した。さらに夏季電力料金適用期間中に予想される原料不足について同社は、早くから備蓄を進めており、川下への供給に影響は出ないと強調した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722