ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月5日_記事番号:T00077433
統一超商(プレジデント・チェーンストア)が展開するコンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンは4日、台北MRT(都市交通システム)行天宮駅そばのセブン-イレブン統佳店で、統一佳佳のスポーツジムとの複合店舗「7-ELEVEN X BEING fit」1号店をオープンした。コンビニとジムの複合店は台湾初。統一の電子マネー「icash2.0」をかざすだけで入館、支払いができる。会費や会員登録が不要という手軽さで、ジム利用に対する敷居を下げ、コンビニ利用拡大も図る。5日付経済日報などが報じた。
ジム複合店は、運動前や運動後の飲食でも利用が見込める(同社リリースより)
同店舗は1階がセブン-イレブン、2階がジムで、合わせて約120坪。ジムには、40種類のトレーニング機材、ロッカー、シャワールームを備える。最大50人の同時利用が可能だ。利用予約は不要で、利用料金は最初の1時間は100台湾元(約370円)、その後30分ごとに40元。ジムの営業時間は午前6時から午後12時。利用状況により、24時間営業化も検討する。1日当たり利用者数100~200人、1店舗当たり年間売上高1,000万元を見込む。
相乗効果に期待
統一佳佳の運営する既存のジム「統一健身俱楽部(Being Sport)」では、女性客が60%を占める。一方、セブン-イレブンの利用者は男性が60%。ジムとの複合店で、女性客を増やし、スポーツ関連製品の販売も強化する。
統一超商オペレーション部門の林啓昌協理は、ジム複合店の2店舗目を検討中で、将来は都市圏を中心に試験展開する考えを示した。
ジム業界関係者は、セブン-イレブンのジム複合店は都度払いなので、これまで運動する習慣がなかった消費者がターゲットとなり、既存の利用者を奪われる心配はないと述べた。
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