ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月5日_記事番号:T00077437
商業発展研究院(商発院、CDRI)は4日、商業・サービス業の景気は今年10月が転換点となり、年末に向けて悪化する恐れがあるとの見方を提示した。政府は金融、財政、貿易、労働政策などで取れる措置を検討し、早めに対策に着手すべきと呼び掛けた。5日付工商時報が報じた。
CDRIは商業・サービス業の景気循環指数(3月=99.72ポイント)が今後9月まで上昇を続けるが、早ければ10月に、下落に転じると指摘した。
CDRIによると、景気先行指数の「領先指標総合指数」を構成する6項目のうち、「民間の実質固定資本形成」「失業給付の認定を初めて受けた件数」「商業・サービス業雇用の純就業率」の3項目の数値が悪化しており、このことが10月以降の景気悪化予測の根拠となっている。
景気循環指数が、直近の景気の底を付けたのは2017年1月の99.4ポイントで、現時点で景気は依然緩やかな回復傾向にある。
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