ニュース 社会 作成日:2018年6月5日_記事番号:T00077441
台湾軍の陸海空軍合同による定例の実弾軍事演習「漢光34号演習」(6月4~8日)の初日の4日午後、空軍のF-16戦闘機が新北市瑞芳区の山地に墜落し、パイロットの呉彦霆少校(少佐)が死亡した。5日付聯合報などが報じた。
墜落現場から焼け焦げたF-16の機体の一部が見つかった(4日=中央社)
呉少校が所属していた空軍第5連隊によると、呉少校は僚機と共に、基隆港が攻撃を受けたとの想定で、それに反撃する訓練で午後1時15分に空軍花蓮基地から発進。東シナ海の彭佳嶼に出て反転、基隆港を目指し、午後1時43分、目標まで14カイリ(約26キロメートル)のポイントで「雲に入る」と連絡した後、戦闘機がレーダーから消えた。
陸と空から捜索を行った結果、午後3時46分、瑞芳区の山地で戦闘機の残骸を発見。その後呉少校の死亡が確認された。
事故の原因について空軍は、人為、天候、環境などの要因が重なって起きた可能性があるとの見方を示した。
F-16戦闘機が墜落事故を起こしたのはこの5年で3回目。空軍は同型機を検査のために一時飛行停止とすることを発表した。
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