ニュース 電子 作成日:2018年6月6日_記事番号:T00077444
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は5日、来年、同社初の第5世代移動通信規格(5G)対応モデムチップ「M70」を発売すると発表した。6日付工商時報が報じた。
発表は台北国際電脳展(コンピューテックス台北)初日の記者会見で行われた。周漁君技術長は、メディアテックは4Gチップでは後れを取ったが、5Gでは業界をリードすると宣言。5G規格の標準仕様を策定する3GPP(サード・ジェネレーション・パートナーシップ・プロジェクト)に参加して、ノキア、NTTドコモ、中国移動通信(チャイナ・モバイル)、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などの通信キャリアや設備メーカーと協力していると明らかにした。
陳冠州総経理は、5Gチップは当初は分離方式での設計だが、その後はアプリケーションプロセッサー(AP)と統合した競争力のあるシングルチップを発売すると説明した。
証券会社は、M70は台湾積体電路製造(TSMC)が7ナノメートル製造プロセスで生産するが、極端紫外線(EUV)リソグラフィー技術が採用されるかはTSMCの進度次第との見方を示した。
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