ニュース 電子 作成日:2018年6月6日_記事番号:T00077449
鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)の周賢頴董事長は5日、上半期は顧客の新旧製品の端境期で低い設備稼働率が続いたが、第3四半期にフル稼働状態になるとの見通しを明らかにした。6日付経済日報が報じた。
周董事長は5日、下半期の受注は上半期を大きく上回ると述べた(5日=中央社)
GISは第3四半期からアップルのスマートフォン「iPhone」新機種向けにアウトセル方式タッチパネルの貼り合わせを開始する。
周董事長はさらに、大手スマホブランドからディスプレイ埋め込み型の指紋認証モジュールの受注を得ており、早ければ第3四半期から量産、出荷を開始すると明らかにした。
周董事長はこのほか、大口顧客が下半期にノートパソコン新機種を発売するため、中国の成都工場(四川省)でノートPC用パネルの後工程モジュール(LCM)の生産能力を倍増させる計画を進めていると明らかにした。証券会社はこれについて、GISはアップルのノートPC新機種向けを受注したと予想した。
GISは昨年第4四半期にアップルの薄型軽量ノートPC「MacBook(マックブック)」のパネルモジュールを受注し、成都工場の月産能力は30万枚に達しているようだ。
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