ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

奇美電子、倍速駆動液晶テレビパネル量産


ニュース 電子 作成日:2008年5月28日_記事番号:T00007745

奇美電子、倍速駆動液晶テレビパネル量産

 
 奇美電子(CMO)はフレーム周波数を従来の2倍の100ヘルツ、120ヘルツに高めた倍速駆動対応液晶テレビパネルを7~9月期に量産化し、40インチ以上の大画面テレビを生産する各メーカーからの受注を見込む。28日付経済日報が伝えた。

 世界市場では大画面液晶テレビの需要が伸びると予想され、奇美電子は今年を倍速駆動対応パネルの「飛躍の年」と位置付けている。当面は40~52インチのパネルを供給する計画だ。

 受注先は日本、欧米、台湾、中国の各メーカーを見込んでおり、テレビ大手の歌林(コリン)は120ヘルツの液晶テレビパネルを搭載した42インチ以上の機種を今年下半期に米国で発売する予定だ。

 フレーム周波数100ヘルツが欧州規格、120ヘルツが欧州規格だが、120ヘルツ規格の普及率は日本が最も高い。市場調査会社ディスプレイ・サーチによると、日本市場では2012年に120ヘルツ規格の採用率が81%に達するとみられる。