ニュース 金融 作成日:2018年6月6日_記事番号:T00077457
損害保険大手の富邦産物保険は、医療保険と傷害保険契約の引受査定(アンダーライティング)に人工知能(AI)を導入し、システムによる自動査定の割合を現在の8割から9割に高める構えだ。投資額は1,000万台湾元(約3,700万円)以上を見込む。査定担当者の業務は単純な査定作業だけでなく、AIロボットの学習支援にも広がりそうだ。6日付経済日報が伝えた。
同社は2012年11月から「査定規則エンジン」を導入し、査定システム内に1,000項目を超えるチェックポイントを設け、人手による査定作業を省いてきた。これにより、査定作業は従来の5~7日間から1時間以内へと短縮された。
現在保険契約の8割は同エンジンで査定を行っており、今後はAIによるスマート査定システムで、より複雑な契約案件についても自動査定を導入する。
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