ニュース 公益 作成日:2018年6月6日_記事番号:T00077460
台湾電力(台電、TPC)の第2原子力発電所(新北市万里区)2号機が5日、行政院原子能委員会(原能会)によって再稼働の認可を受けた。今月中旬までに送電を開始する見通しだ。2号機は発電設備容量98万5,000キロワット(kW)で、電力供給予備率を2.7ポイント押し上げる見込みだ。安定稼働すれば、夏の電力不安が大幅に低減する。6日付工商時報などが報じた。
第2原発2号機は3月27日にいったん再稼働したものの、トラブルで緊急停止。専門家を交えた調査の結果、原因究明と再発防止が図られたとして、再稼働にゴーサインが下された。
盛夏を迎えた中、5日は午後2時1分に電力消費量が6月としては過去最高の3,530万2,000kWに達した。供給予備率は6.4%だった。
TPCは、2号機の再稼働によっても、供給予備率が8~9%に達することはないと説明。ただ、電力供給の安定によって他の発電機の保守などを行う上で余裕が生じ、供給逼迫(ひっぱく)の際の不確実性が低減すると指摘した。
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