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4~7月の雇用純増数、過去3年で最多へ【図】


ニュース その他分野 作成日:2018年6月6日_記事番号:T00077462

4~7月の雇用純増数、過去3年で最多へ【図】

 労働部が5日発表した第3四半期の人材需要調査の結果によると、4月末時点と比較した7月末の雇用純増数は前期比約1万人増、前年同期比約7,000人増の4万7,316人と、過去3年で最多となる見通しだ。安定した景気回復と、新たな科学技術の応用商機拡大、夏休みの消費シーズン到来が要因とみられる。6日付工商時報が報じた。

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 同調査は従業員数30人以上の企業3,168社を対象に4月23日~5月11日に実施された。

 調査結果によると、7月末時点での従業員数が4月末に比べ「増加する」と回答した企業が27.8%と前期の23.18%から拡大し、企業の雇用意欲の高まりをうかがわせた。また、「変わらない」との回答は63.4%、「減少する」が2.76%、「予想できない」が6.2%だった。

 同期間の雇用純増見通しを業種別に見ると、製造業が前年同期の数値を6,000人上回る2万2,491人増と最多となり、特に電子部品製造業(4,400人増)、金属製品製造業(3,900人増)、機械設備製造業(2,900人増)で人材需要が高かった。

 ただ宿泊・飲食業は4,875人増と前年同期を1,000人下回った。中国人観光客減少による影響とみられる。