ニュース その他分野 作成日:2018年6月6日_記事番号:T00077463
行政院主計総処が5日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.64%上昇した。主計総処綜合統計処の梅家瑗副処長は、上昇幅は前月の2%より縮小しており、物価は依然安定していると述べた。6日付経済日報などが報じた。
梅副処長は5月のCPI上昇について、ガソリンなど燃料費、たばこ価格がそれぞれ約2割、3割上昇したことが主因と説明した。一方、通信キャリア大手の第4世代移動通信(4G)データ通信使い放題プラン月額499台湾元(約1,840円)のキャンペーンや台北市と新北市のMRT(都市交通システム)と路線バスの30日間フリー(乗り放題)定期券発売などで、通信費および交通費がそれぞれ8.5%、11.1%下落した。この他、野菜・果物、コンシューマー向け電子製品価格も下落した。
コメ、鶏卵、豚肉など重要民生物資17品目のCPIは前年同月比3.15%上昇した。うち、ティッシュ・トイレットペーパー類は2カ月連続で10.7%上昇した。卵(10.76%)、砂糖(7.13%)、牛乳(5.8%)の上昇率も大きかった。
野菜・果物とエネルギーを除いたコアCPIは前年同月比0.95%上昇した。
卸売物価指数(WPI)上昇率は5.61%で、過去78カ月で最大だった。
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