ニュース 電子 作成日:2018年6月7日_記事番号:T00077470
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は6日、中国・広東省深圳市への投資30周年を記念したフォーラムで、人工知能(AI)に強い社員2万人を育成し、鴻海グループの新たな成長につなげる構想を明らかにした。7日付経済日報が報じた。
深圳30周年のイベントには日本やインド、ロシア、米国など世界各地の産業界の来賓が参加。郭董事長(左1)は自ら案内役を務めた(6日=中央社)
郭董事長は、2025年にはモノのインターネット(IoT)が世界全体の生産額の半分に当たる82兆米ドルを生み出すとの予測を示し、鴻海グループは過去30年の製造経験のビッグデータによって今後30年の工業AIに取り組み、中国の先進的な実体経済の中でIoT、ビッグデータ、AIの先導役として中小企業の発展に協力するとグループの青写真を示した。
その上で、大量のAI教材を購入してAIに強い従業員2万人を育て、グループの次の段階の成長基盤とするとの考えを示した。
AIが失業を招くという見方に対し郭董事長は、IoTが急速に発展する状況の下、鴻海は人員削減を行うことはあり得ず、むしろ実体経済で就業経験のある人材や、ソフトウエア分野の経験のある人材を大量に募集すると語った。
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