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欧州で充電規格統一、台湾メーカーにも恩恵


ニュース 電子 作成日:2018年6月7日_記事番号:T00077474

欧州で充電規格統一、台湾メーカーにも恩恵

 欧州の電子業界団体、欧州情報通信民生電子技術産業協会(DIGITALEUROPE)が先ごろ、欧州連合(EU)内で会員企業が販売するモバイル機器の充電ポートを3年以内に「Type-C」規格に統一する内容の覚書(MOU)を発表したこと受け、▽昂宝電子(オンブライト・エレクトロニクス)▽鈺創科技(イートロン・テクノロジー)▽創惟科技(ジェネシス・ロジック)▽偉詮電子(ウェルトレンド・セミコンダクター)▽宣徳科技(スピードテック)──といった台湾メーカーが恩恵を受けると証券会社は指摘した。7日付工商時報が報じた。

 DIGITALEUROPEが発表したMOUには、▽アップル▽グーグル▽聯想集団(レノボ)▽LGエレクトロニクス▽モトローラ▽サムスン電子▽ソニーモバイルコミュニケーションズ──といった世界の大手企業が署名している。

 USBの標準規格化団体、USBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)のプレジデント兼最高執行責任者(COO)、ジェフ・ラベンクラフト氏は、EUに続き、北米やアジアでもType-C規格への統一が進むとの見通しを示した上で、2021年には同規格対応デバイスの出荷量が50億台に達すると予測した。