ニュース 運輸 作成日:2018年6月7日_記事番号:T00077484
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下のばら積み海運大手、裕民航運は6日、株主総会を開催し、グループ董事長で、同社董事長を兼任する徐旭東(ダグラス・シュー)氏は、裕民航運が今年1月にブラジル資源大手のヴァーレと鉄鉱石輸送に関する25年契約を結んだことを挙げつつ、後継者が安心して引き継げるよう道ならしに務める考えを示した。7日付自由時報などが報じた。
徐董事長は「25年後に私は生きているとは限らず、後継者が対応することになる」と述べた。その上で、後継者が安全に経営できるよう、現在と今後25年の財務、管理、船舶価格、運賃、コストなど全てに熟慮が必要との考えを示した。後継者への引き継ぎをいつ行うのかとの質問に対しては、「私があす休めると思うのか」と答え、現時点では明確に決まっていないことをうかがわせた。
徐董事長は米国出身の妻との間に一人息子の徐国安(ダグラス・ジェファーソン・シュー)氏をもうけており、2013年に裕民航運の董事兼副総経理に就任している。ただ、一度も外部に発言したことはなく、これについて徐董事長は、中国語があまりうまくなく、記者に恐怖心を抱いているためと説明した。
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