ニュース 電子 作成日:2018年6月8日_記事番号:T00077495
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)は7日発表した5月連結売上高が前月比31.3%増、前年同月比151%増の63億5,200万台湾元(約230億円)と初めて60億元を上回り、3カ月連続で過去最高を更新した。8日付工商時報が報じた。
ヤゲオは、特殊用途向け製品の新規生産ラインが相次いで稼働したことに加え、需要増が続いたことによるものと説明。顧客・分野別では▽カーエレクトロニクス▽工業用製品▽モノのインターネット(IoT)▽ストレージ▽人工知能(AI)▽高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)▽携帯電話▽販売会社▽電子機器受託生産サービス(EMS)▽パソコンなどのコンシューマーエレクトロニクス──のいずれも需要が4月より高まったという。
証券会社は、ヤゲオは6月のチップ抵抗器の価格を平均50%引き上げたため、6月も増収となり、第2四半期売上高は過去最高を更新すると予想した。
受動部品の供給不足が続いており、ヤゲオの陳泰銘董事長は先日、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の供給不足は来年も解消しないとの見方を示していた。
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