ニュース 電子 作成日:2018年6月8日_記事番号:T00077501
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の産業向けIoT(モノのインターネット)事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)が8日、上海証券取引所にA株を上場し、寄り付き直後に公募価格に比べ44.01%高となる19.83人民元(約340円)を付け、ストップ高を記録した。経済日報電子版が同日伝えた。
陳永正董事長(右4)らFII幹部が銅鑼を鳴らして上海市場への上場を祝った(8日=中央社)
FIIの陳永正董事長は「従来型の製造業がスマート製造業へと急速に転換するにつれ、目標市場には大きな発展潜在性がある」と述べた。
陳董事長はまた、経済日報のインタビューに対し、セキュリティー分野の世界最大手、杭州海康威視数字技術(杭州ハイクビジョン・デジタル・テクノロジー)と提携し、産業インターネット分野でさまざまなビジネスチャンスを掌握していく考えも示した。陳董事長は「ハイクビジョンとは強者同士の提携であり、提携効果は大きい」と述べた。
FIIが7日発表した、第1四半期の売上高は776億9,600万人民元、純利益は26億5,300万人民元で前年同期比4.5%増だった。同社は第2四半期も業績は安定して推移するとし、前期比で2.8~11%の増益を予測した。
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