ニュース 金融 作成日:2018年6月8日_記事番号:T00077508
保険事業発展中心(保発中心、TII)の統計によると、2017年の損害保険をめぐる苦情・不服申立件数は1,041件で、前年(1,058件)をやや下回った。損害保険契約の不服申立発生率は16年の1万分の0.19から17年は0.167に低下した。8日付工商時報が伝えた。
背景には損保各社が保険金支払い業務に人工知能(AI)の採用を進めていることがある。損保業界関係者は「今後も不服申立発生率は低下が見込まれる」と指摘した。
例えば、大手の国泰世紀産物保険(キャセイ・センチュリー・インシュアランス)は、傷害保険の保険金支払い処理に際し、全案件にAIによるリスク評価を導入。うち10%は人手による作業を経ずに保険金を支払っている。今後は医療保険、自動車保険などにも対象を拡大する構えだ。
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