ニュース 社会 作成日:2018年6月8日_記事番号:T00077513
インターネット上で人気映画を数分の長さに編集し、あらすじが把握できるようにした動画をユーチューブに投稿したとして、台北地方検察署は7日、ネット上で「谷阿莫(AmoGood)」のハンドルネームで活動する仲惟鼎容疑者を著作権法違反の罪で起訴した。
仲容疑者は「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」「新感染ファイナル・エクスプレス」「近キョリ恋愛」「脳漿炸裂ガール」など映画13作品にナレーションを付け、数分間の動画に編集し、ユーチューブに投稿していた。仲容疑者がナレーションで酷評した作品は劇場で上映できなくなったケースもあった。
映画製作会社やコンテンツ配信業者計5社は昨年、仲容疑者の動画が著作権を侵害しているとして、台湾で刑事告発していた。検察の取り調べに対し、仲容疑者は「二次利用であり、著作権は侵害していない」と主張したという。
しかし、検察は仲容疑者の行為が単なる引用ではなく、「改作」に当たり、営利目的だった疑いがあるとし、明らかに著作物の合理的な使用範囲を超えていると判断した。
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