ニュース 電子 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077517
鴻海科技集団(フォックスコン)は、傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)、発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)の栄創能源科技(アドバンスト・オプトエレクトロニック・テクノロジー、AOT)のほか、LED関連設備メーカーの帆宣系統科技(マーケテック・インターナショナル、MIC)を通じ、マイクロLEDディスプレイの実用化を目指す方針だ。11日付経済日報が伝えた。
マイクロLEDは液晶パネル、有機EL(OLED)に続く次世代技術で、業界ではサムスン電子がマイクロLEDテレビ「ザ・ウォール」の購入予約を受け付けている段階だ。
マイクロLEDは技術的に液晶パネルとLEDの双方に関わり、特に大量のLED素子を実装する「マストランスファー技術」の確保が鍵となる。
こうした中、ベルギーのエレクトロニクス研究機関、IMECはマーケテックと共同で、「素子植え込み機」の試作機を開発したもようだ。
イノラックスはアクティブマトリックス(AM)方式の車載用ミニLEDを商品化して、技術を蓄積した上で、マイクロLEDに参入する構えだ。AOTはイノラックス、シャープなどと協力し、今年第3四半期にもミニLEDバックライトパネルを商品化した上で、マイクロLED技術の開発に努める方針とみられる。
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