ニュース 電子 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077520
10日付経済日報が外電の報道を基に伝えたところによると、米アップルは来年以降発売するスマートフォン「iPhone」の全ての機種に有機EL(OLED)パネルまたはディスプレイ埋め込み型の指紋認証を搭載する可能性があり、鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)と宸鴻集団(TPKホールディング)が受注を目指して関連技術の開発を進めている。
GISの周賢頴董事長は先日、あるスマホブランドからディスプレイ埋め込み型の指紋認証モジュールの受注を得ており、早ければ第3四半期から出荷を開始すると明らかにしていた。市場観測によると、出荷先は中国、韓国のスマホ大手とみられる。
一方、TPKはフレキシブル有機ELパネル用の銀ナノワイヤ(SNW)技術を開発している。江朝瑞董事長は先日、今年は同社にとって「SNW元年」となる見通しで、折り畳み式スマホや大型パネル市場を開拓すると明らかにしていた。
なお、日本経済新聞の報道によると、アップルは今秋発売するとみられる新型iPhoneについて、2018年の生産台数を前年比で2割減らす方向でサプライヤー企業に発注し始めたようだ。
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