ニュース 電子 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077521
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)は8日、新製品の発表会を開催。特に、家庭用ロボット「アクア」、商用ロボット「ヘイムダル」など、人工知能(AI)技術を搭載した製品への注力が目立った。アクアとヘイムダルについては既に顧客との商談が進んでいるという。9日付工商時報が報じた。
「Martina2」を手にする童子賢ペガトロン董事長(右)。さまざまなデザインカラーを展示した(8日=中央社)
アクアは360度撮影可能なカメラを搭載し、家族の顔を認識する他、ジェスチャーで操作したり、会話することも可能だ。さらに火事が発生していないか、空気の質など家庭内のさまざまな状況判断も行う。一方、ヘイムダルは接客機能とセキュリティー機能を兼ね備えた世界初の商用ロボットをうたい、AI技術により障害物の回避、顧客の識別、道案内、警備などの業務をこなすことができる。
また昨年発表した、中国語、台湾語、英語、日本語をサポートするスマートスピーカー「Martina」の第2世代製品「Martina2」も公開。中国語と英語など2種類以上の言語が混在した話し方に対応した。
さらに、深さ1メートル以上の水中で使用可能な防水型ノートパソコン、ガラスの曲面貼り合わせ技術を活用した自動車用情報・エンターテインメントシステムなども発表した。
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