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順天医薬生技の鎮痛注射剤、ASEANで販売


ニュース 医薬 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077528

順天医薬生技の鎮痛注射剤、ASEANで販売

 製薬会社、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)傘下の順天医薬生技(ルモサ・セラピューティクス)は8日、同社が開発した7日間にわたり効果が持続する鎮痛注射剤「納疼解(Naldebain)」の東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国での販売について、安美得(Amed)集団にライセンスを供与したと発表した。ライセンス料は2億5,000万台湾元(約9億2,000万円)、期間は20年。9日付工商時報が報じた。

 順天医薬は、「納疼解」の台湾における販売について安美得集団にライセンスを供与している。安美得集団はASEANで多くの医薬品の販売実績があり、現地の販売会社と深い提携関係を構築しているため、ASEANでも「納疼解」の販売で提携することを決めた。

 順天医薬は、「納疼解」は台湾とASEANの他、中国(香港・マカオ含む)、米国、カナダ、豪州、ニュージーランドでもライセンス先が販売を行っていると説明した。

 順天医薬は同日、同じく晟徳傘下の金樺生物医学(TPGバイオロジクス)との合併を発表した。10月31日付の合併を予定しており、順天医薬が存続会社となる。リソース統合により医薬品の研究開発(R&D)などを拡充する。