ニュース 建設 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077529
地上48階建て、高さ272メートルで、台北市信義区で台北101ビルに次ぐ高さの高級オフィスビル「台北南山広場」が完成し、きょう11日、オープンセレモニーが行われる。11日付経済日報が報じた。
台北南山広場は南山人寿が旧台北世界貿易センター展示場2館(台北世貿二館)跡地に、三菱地所との提携で東アジア最高水準のオフィスビルを目標に5年をかけて建設した。総床面積は6万340坪。地上権268億8,000万台湾元(約990億円)を含め、建設に500億元を投じた。
商業エリア計7フロアの他、オフィスが6~43階の計38フロアで、勤業衆信聯合会計師事務所(デロイト台湾)がこのうちの計7フロア、4,000坪を占めるなど既にテナントの8割以上が決まっている。46~48階にはレストランが入る。
商業エリアでは微風広場(ブリーズセンター)の「微風南山」が11月上旬ごろのオープンを予定している。既に280ブランドの進出が決まり、このうちの35%が飲食関連だ。微風南山にはJR東日本グループのショッピングセンター、アトレも進出し、2,500坪の売り場を設ける。
なお、台北南山広場が信義区エリアで高さ2位の座にあるのは短い期間で、早ければ2020年に碩河開発を事業母体とする「台北スカイタワー(TST)」(45階建て、280メートル)に追い抜かれる。
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