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セブンとファミマ、5月売上高が過去最高


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077532

セブンとファミマ、5月売上高が過去最高

 コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)と業界2位の全家便利商店(台湾ファミリーマート)はいずれも5月売上高が単月過去最高を記録した。猛暑が続いたことで飲料、氷菓、夏季向け「鮮食」(調理済み食品)の販売が伸びた。9日付経済日報などが報じた。

 統一超商の5月売上高は210億5,600万台湾元(約775億円)で前年同月比11.3%増、1~5月累計では997億1,000万元で前年同期比11.1%増加した。東京の人気ラーメン店「麺屋一燈」と開発した鮮食のごま冷やしつけ麺と唐揚げチャーハンが、発売後1カ月足らずで60万食を売れた。

 一方、台湾ファミマの5月売上高は62億5,000万元で前年同月比9.3%増、1~5月累計は282億9,900万元で前年同期比10.1%増だった。

 なおファミマは第1四半期純利益が2億2,700万元と前年同期の1.9倍と大幅成長を記録した。鮮食や入れたてコーヒーなど飲料、電子商取引(EC)事業の成長のほか、同社が93.5%を出資するパンメーカー、福比の損失が約200万元へと、昨年第1四半期の2,000万元から縮小したことが鍵となった。