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東森房屋董事長らが合弁、天然ガス火力発電所建設へ


ニュース 公益 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077536

東森房屋董事長らが合弁、天然ガス火力発電所建設へ

 不動産仲介大手、東森房屋の王応傑董事長や幸福水泥の陳両伝董事長らが、合弁で天然ガス火力発電所事業への参入を検討していることが分かった。11日付工商時報が伝えた。

 王董事長らは先月、合弁で「中佳電力」を設立した。出力50万キロワット(kW)の天然ガス火力発電所の建設を目指す。投資額は120億台湾元(約440億円)を見込む。2023年7月の稼働開始が目標で、実現すれば台湾で8社目の民間天然ガス火力発電所となる。

 株主は合計10人で、他に良茂建設の陳春桐董事長、業界団体である台北市不動産仲介経紀商業同業公会の黄文雄理事長らが加わっている。

 中佳電力の当初の資本金は1億元で、今年から20年までを準備期間とする。投資額の3割は株主が拠出する。建設地は台中港の石化産業専用区にある11.5ヘクタールの土地が有力だが、港湾運営会社の台湾港務(TIPC)台中港務支社は難色を示しているという。