ニュース 政治 作成日:2018年6月11日_記事番号:T00077540
蔡英文総統は8日、台湾と外交関係を持つエスワティニ王国(旧スワジランド)の国王ムスワティ3世の訪台に合わせ、両国による経済協力協定の調印式に出席した席上、「台湾の国際参加は困難だが、『孤立主義』は考えていない。悪質な金銭外交競争は行わないが、自ら国際社会から消えることはない」と述べた。9日付中国時報が伝えた。
経済協力協定書に署名したムスワティ3世国王(左)と蔡英文総統(右)。今回はアフリカ唯一の友好国となったエスワティニの国王訪台を手厚くもてなした(8日=中央社)
ムスワティ3世は、蔡英文政権が掲げる「新南向政策」に支持を表明。蔡総統は「貿易協力の方式で、互恵互助による外交関係の持続を望んでいる」と述べた。
台湾とエスワティニの経済協力協定は、貿易、投資、加工輸出区、技術、人材交流の5分野に関する内容。貿易分野では基準、テクニカルな貿易障壁、イノベーション、科学技術、マーケティングなどの分野を協力範囲に盛り込んだ。また、台湾は153品目の関税を段階的に撤廃する。
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