ニュース その他製造 作成日:2018年6月12日_記事番号:T00077554
経済部統計処が11日発表した製造業の第1四半期売上高は6兆2,759億台湾元(約23兆2,000億円)で、前期比16.3%減、前年同期比0.7%増と、前年同期比でほぼ横ばいながら6四半期連続のプラス成長を維持した。12日付工商時報などが報じた。
統計処の王淑娟副処長は横ばいの結果について、スマートフォン市場が成熟期に入り、一部の組み立てメーカーの売上高の成長幅が縮小していることを要因に挙げた。パソコン・電子・光学製品業は1兆9,019億元で、前年同期比6.3%減だった。一方、従来型産業の化学素材業(前年同期比11.4%増)、ベースメタル業(7.8%増)、石油・石炭製品業(4.3%増)が、国際的な需要の増加、原油価格上昇の恩恵を受けて成長した他、機械設備業が2,547億元で8.3%増と、スマート化需要の追い風を受けて同期の過去最高を記録した。
製造業の第1四半期設備投資額は2,359億元で、前期比26.2%減、前年同期比9.7%減だった。王副処長は前年同期比の減少について、一部の電子部品メーカーが昨年同期に最新の製造設備を大量に購入したため、比較対象が高かったと説明し、懸念する必要はないと述べた。
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