ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月12日_記事番号:T00077563
全家便利商店(台湾ファミリーマート)傘下、全家国際餐飲の呉勝福董事長は11日、同社が展開する和定食チェーン「大戸屋」について、今後3年間、毎年9店のペースで新規出店を続け、2020年段階で台湾全土で店舗数60店、売上高20億台湾元(約74億円)の達成を目指すと表明した。現在の店舗数は33店、売上高は昨年が8億元、今年が10億元超の見通しで、店舗数、売上高とも倍増を狙う。12日付工商時報が報じた。
野心的な目標を掲げた理由について呉董事長は、1人暮らし世帯の増加と社会の高齢化、外食市場の拡大を同社に有利な市場背景として挙げた。
大戸屋の主力商品は1人用定食で、バランスの取れた食材を使い、店舗で料理を手作りするスタイルが主力客層の40~60歳の中高年層の人気を呼んでいる。台湾が25年に人口の20%が65歳以上となる「超高齢社会」を迎えること、台湾の家庭の外食支出が過去10年で3割伸びていること、日本料理では8割が定食を好むといった市場傾向が、大戸屋にとって追い風になると判断している。
大戸屋は06年に台湾に進出。12年に台湾ファミマが台湾と中国での経営権を取得した。中国では現在3店を展開している。
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