ニュース 電子 作成日:2018年6月13日_記事番号:T00077576
華碩電脳(ASUS)の施崇棠(ジョニー・シー)董事長は12日、同社が進めてきた組織再編は既に成果を挙げており、新製品の発売も追い風となって下半期に成長軌道を取り戻すと自信を示した。その上で、スマートフォンブランドとして利益で世界7位を目指すと表明した。13日付経済日報が報じた。
施董事長は、スマホの市場戦略について、重点製品を重要市場に集中的に投入すると説明した(12日=中央社)
施董事長は、昨年の純利益は155億4,400万台湾元(約575億円)と前年比19%減少したが、経営体制を再構築したことで収益が昨年下半期から明らかに改善したと説明した。
施董事長は、今年1~5月は前年同期比9.4%の減収となったが、新製品の発売が相次ぐ下半期に業績が上向くと予想。今年通年の売上高は前年比1桁減となるが、営業利益率は4%以上に回復するとの見通しを示した。
なお、ASUSの後継者計画について施董事長は、徐世昌副董事長が依然最も有力と説明。ただ、人工知能(AI)を含めた技術の変化が激しいため、変化に対応できるよう人材を外部から招へいし、後継者に据えることも検討すると明らかにした。
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