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ADリンクとフェアフレンド、5G対応ロボットOS開発へ


ニュース 電子 作成日:2018年6月13日_記事番号:T00077579

ADリンクとフェアフレンド、5G対応ロボットOS開発へ

 産業用コンピューターの凌華科技(ADリンク・テクノロジー)はこのほど、工作機械大手の友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)と提携し、第5世代移動通信システム(5G)に対応する次世代のロボット用OS(基本ソフト)「Rost5G」を共同開発すると発表した。5G技術とロボット用OS「ROS2.0」を統合し、インダストリー4.0(第4次産業革命)エコシステムにおける商機獲得を目指す。13日付工商時報が報じた。

 ADリンクは今後、人工知能(AI)技術を統合し、視覚、知覚、精密性能を強化したロボット用制御装置の開発を進めるとともに、「ROS2.0」を移動式ロボット向けの共通プラットフォームとしたい考えだ。またフェアフレンドは、「ROS2.0」を基盤とし、スピーディーなデータのやり取りが可能なモデル生産ラインを構築する計画だ。

 なおADリンクは、将来、自律移動ロボット(AMR)やコボット(協働型ロボット)を利用した製造が主流となることは確実で、工場においてネットワークに連結した自動化生産設備が導入されるのに応じて、ネットワークシステムと機器に共通するインターフェース規格の需要が高まるとの見通しを示した。