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キムコが新電動バイク発表、最低3万元から


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年6月13日_記事番号:T00077582

キムコが新電動バイク発表、最低3万元から

 バイク最大手の光陽工業(KYMCO、キムコ)は12日、電動バイクの新モデル「New Many 110 EV」2車種と、女性向けに設計した「Nice 100 EV」を発表した。政府の購入補助金を受けた場合、購入者の負担額はそれぞれ4万7,800台湾元(約18万円)、4万2,800元、2万9,800元と、電動バイク最大手の睿能創意(Gogoro台湾)が先月末発表した新モデルより約2万元安い。13日付工商時報などが報じた。

/date/2018/06/13/03kymco_2.jpg柯董事長は、20年後には電動バイクソリューションの世界最高ブランドにしたいと述べた(12日=中央社)

 「New Many 110 EV」2車種と「Nice 100 EV」の定価は7万9,800元、7万4,800元、6万1,800元で、それぞれ8月発売、10月発売を予定している。

 キムコは、各社が電動バイク新モデルを相次いで投入する中、来年の市場規模は12万台に上ると予測した上で、同社は年間販売6万台を目指し、首位に挑むと表明した。

 同社は、3年以内に電動バイク10モデルを投入する予定だ。電動バイクソリューション「ionex車能網(アイオネックス)」始動により、8月末前までに急速充電ステーションを全台1,500カ所に設置する他、来年末までに交換スタンドを2,000基、3年以内に共有の充電サービス拠点を3万カ所に広げる計画だ。これらにより、ガソリンバイクからの買い替え率を50%まで引き上げる目標だ。

 柯勝峯董事長は、海外のシェアリング、物流業者と協議中で、年内に世界10都市以上にアイオネックスを拡大する計画だと語った。